悲しい知らせを聞くと灰谷健次郎さんの言葉を思い出します。中3の夏に読んだ「太陽の子」の確か、前書きでした。
「もし、わたしが たった一つ、あなたに語りかける言葉を持つとするなら、あなたの悩みや苦しみは、あなたの父や母、そして、あなたの「生」につながるたくさんの「死」が、同じように悩み苦しんできたということを忘れないように」
世の中を斜めに見たりしがちな、、、、あ、思い返してみれば、この2年後に友人を亡くし(17歳のとき親友を亡くした)ているのですが、そんな年頃でさえ、 「自*しよう」 とは、一度も思わずに人生を歩んで来られたのは、この一節のおかげだと思っています。ましてや、社会人になって、未熟が故に、自営業の厳しさを感じながら、世の中を上手く歩けなかったときでさえ。 。。。これ以上、文字を連ねると、浅薄な文章になりそうなので、やめておきますが、私にとっては、両親・親戚を含めて、その亡くした友人が初めての身近な死だったので、その友人のご家族との交流が残された人の悲しみを目の当たりした最初の経験でもありました。全国大会を目指す運動系部活バカの高校生が、 「不器用でも生きていくしかないのかな」 と、心に刻んだのかもしれないです。
「いま、会いにゆきます」 を、プレモルを片手に、初めて視ました。美しかったです。そして、二重三重の意味で泣けました。
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